忍者戦士飛影
作品のおおまかな説明はアニメページで書いてるのでそちらを見ていただきたい。
同時期のレイズナーと比べると大味な作りでこちらの方がより子供ねらいの番組であったといえる。
幼馴染が偉くなってて登場し協力者になったり、途中で姫の従者(親衛隊か?)のイルボラが
ジョウへの嫉妬心から敵側に寝返ったり、とありがち展開も結構あった。
しかし寝返った奴が主人公と対等のメカを手に入れて最後までライバルだったのは意外と珍しいかも。
大抵はあの手のライバルは途中で落ちぶれていく物だ(^^;
アニメページでも書いたがなぜかヒロイン系のキャラだけは平野(イクサーとかの人)がデザインしている。
彼女らだけ明らかに回りのキャラから一段浮いて美形だったw
最近知ったのだがジョウってあれで16歳なのね・・・もうちょい上だと思ってた。(^^;
さて、これらのおもちゃはTOYフェスで、安かったので買ったものだ。
韓国版のバッタ物で本物よりだいぶ大きくて、一部本物と色とか違う部分もある。
んでも大半は同じだし・・・何よりも本物はなかなか手に入らないし、ワシは遊べりゃおっけいな人なもんで
コピー品だろうが全然気にしないで買った。(^^;
韓国勇者と同じくプラ素材は安っぽそうだったw
飛影
主役メカの飛影だけど、その正体(?)が判るのは話がずっと進んでからになる。
作中ではこの名前は主人公のジョウが「とこからとも無く飛んでくる影のような奴だから」という理由で付けた物である。
零影が登場するまではまさに無敵を誇ったスーパーロボであった。
そしてイルボラの操る零影に、合体した海魔爆竜でさえ敗れたところから搭乗者を必要とし、
パートナーとしてジョウを選んだのであった。
忍者のくせに真っ白で目立つところはまっくろけの零影と正反対である(^^;
3体のマシンも含めてどのような経緯で作られたのかは不明、ラドリオ星に忍者が居ない事を考えるとなおさら不思議である。
武器は背中に背負った刀とその鞘自体が銃になる”バトルショット破剣銃”、アーチェリー型の”ビーム弓銃”、
サンダーアローガンと呼ばれてるけどワシは初見の物でこの様な記載だったのでどうもサンダーの方は違和感がある。
他に腰から発射口がでて打ち出す”まきびしランチャー”、見た時はおっ!と思ったけどよく考えると単に爆弾連射だよな、
別にちゃんとまきびしも使うのでなんでまきびしランチャーなのかちょっと不思議だった、
あとは鎖分銅と・・・手裏剣もあったかな?
さて、このおもちゃだけど、本物は超合金ブランドなので金属パーツがチョコチョコあるのだが(たしかボディが金属だったかな)
見てのとおりにオールプラ、まぁそのおかげで体とか白なので本物より色は設定に近い(^^;
形的な本物との違いは本物は右手も左手と同じ様に穴だけになっている所、
あと全体的にこいつは腕が短い、上腕全然無いもんなぁw、ただ武器はこっちの方が形の再現度は高いみたいだ。
どうやら武器は別の”DX電子忍者 飛影”という商品の物をコピーしたようだ。
全体的になんとなくスタイルはおかしい、頭から足に向かってどんどんボリュームが増してくるし、
元はもう少し丸みのあるデザインだが全体がカクカクだ。
合体用の変形のためにスタイルのすべてが犠牲になっているといって過言ではないだろう。
ひじが曲がらない為にポーズらしいポーズは全く取れない。
武器類はなかなかよく出来ていて、バトルショットは収納やナギナタ状の接続なども出来るのだが、
肝心の銃状態で持つことが出来ないw
ビーム弓銃の方も設定どおりに分離するがなぜか手に持たせるのは銃の握り手ではなく専用の棒が付いている。
ついでに弓を打つ時の構え方は出来ない、せっかく良く出来てるのに残念だ (;´Д`)ノ
コレは本物の電子忍者が指可動で持たせていたのにそのままコピーした為の弊害だな。
黒獅子、獣魔・黒獅子 (くろじし、じゅうまくろじし)
主人公のジョウ・マヤが前半乗っていたマシン、3体に共通して言えるが思考伝達操縦なようでマシンが受け付けてさえくれれば、
誰でも思い通りに操れるようだ、でも思考伝達のくせになぜか操縦レバーやボタンが付いているw
ジョウが飛影に乗る様になってからは途中で知り合った動きだけ見てると忍者みたいな一族のダミアンが乗るようになる、
でもダミアンが乗れる様になるまでは数話かかった、「くっそー!やっぱりジョウじゃないとダメなのかぁ!」って風にねw
当然だがジョウが乗らなくなってから極端に出番が減った、それまでは合体はこいつばっかりだったのに、
ダミアンになってからほとんど合体しなくなったw
これだけゴツい身体つきをしていながら動きはめちゃ軽快で、回し蹴りやバック転など数々のアクションシーンがあった。
ちなみに3体ともロボ形態のままで飛行可能だ、しかも結構早いw
手持ち武器に4銃身のメチャゴツいガトリングガンがあるがこれは別に元から黒獅子用と言う訳ではなく、
エルシャンクの格納庫にあったのを勝手に持ち出した・・・という設定があるようだが、
どう見ても人型ロボにしか使えない武器だし・・・空間からいきなり出てくるし・・・TVを見る限りでは専用にしか見えない。
あと手甲の部分から鎖分銅が飛び出て敵をがんじがらめに出来たりする。
ピンチになると飛影がどこからともなくやってきて、合体すると獣魔・黒獅子となる。
武器はロボ状態の時にも使う頭に付いている2つのビーム砲、ちっさいわりにはかなり強力で、
シャーマンもバンクスも蜂の巣状態だ。 おもちゃでは再現不可だが、たてがみが少し開いて熱線らしい物を放射したり、
角を前方に倒して突き刺したりもする。(その時にはビーム砲は引っ込むという芸の細かい設定があった)
さておもちゃだけど、チョコチョコ略されてる部分はあるが全体的にはスタイルはなかなかイイ出来だと思う、
ただし可動部分はほとんど無い、まさに変形の為だけのモデルといえる。
獣魔状態ではほんとは飛影の頭は獅子の首に完全に隠れる様になってるのだが、おもちゃでは丸出しだw
あとあごの下に箱状のパーツがあるはずなのだがそこは再現されていない、コレは本物も同様であった。
この黒獅子だけは本物より優れている部分があって、本物は獣魔の口は固定なのだがこいつは口が可動式だ。
あと頭(ロボ時のボディ)の可動角(設定ではコクピットカバーである)も本物では略されているが、
こいつにはお情け程度だが付いている、ほんとはもっと幅広のパーツだけど無いのとあるのでは雲泥の差だ。
あとは3体に共通して言えるが色の塗り分けが本物より手抜きである(^^;
本物も同様だけどガトリングガンは付属しない、正直アレが無いのはかなり痛いと思う。
余談だが当時でていたSDのガチャポンプラモにはちゃんと武器が付属していた。
鳳雷鷹、空魔・鳳雷鷹 (ほうらいおう、くうまほうらいおう)
ジョウの幼馴染のレニー・アイが乗るメカ、ジョウとロミナ姫が仲がイイのに腹を立てて戦う時は無敵の強さを誇るw (半分マジ)
レニーとロミナとどっちが真のヒロインか判んなかったが、最終回でもジョウがどっちも好きだなんて事を言うので
最後までどっちがヒロインか判んなかったw。 ミニスカだったのでアニメ版アニーとか呼ばれたりもしたww
(実は見えてるのはパンツではなくレオタード状の服なのだが(^^;) ワシは姫よりレニーの方が好きだな。(^^;
この手の女キャラの乗るロボは足手まといになる事が多い物だがこいつは全然そんな事は無くて大活躍であった。
レニーが居なかったらマイクなんか何度死んでるか判らないぐらいだw
武器は画像でも持っている手裏剣、こいつは足から飛び出した2本の剣(?)を合わせた物である。
こいつも腕から鎖分銅が出たかもしれないが、とりあえずワシは覚えが無いw
ピンチになると黒獅子同様に飛影と合体して空魔・鳳雷鷹になる。 なぜか番組途中から合体はこいつとばっかりになる。
合体しての武器は機首の脇あたりから出るビームの連射となんか光をまとっての体当たり、
鳥形メカにありがちなものであるw
さておもちゃだけど、こいつもなかなか良いスタイルしてるんじゃないかな、頭がもう少し横に広ければもっと良いかな。
ギミック的には腕と足にスプリングギミックがあったりして一番凝ってるかも。
変形状態は3体中一番良いかな、ただ・・・足が重さに負けて前に倒れるので撮影で上向かせるのに苦労した(^^;
コレも黒獅子同様にほんとは首に飛影の頭が隠れるのだけど略されている、
あと腕がもっと空魔本体に沿う様になってると良かったのになぁ・・・
こいつが本物と一番差が少ないかな、形的な違いはとりあえず見当たらない。
爆竜、海魔・爆竜 (ばくりゅう、かいまばくりゅう)
ジョウの子分のマイク・コイルが乗るメカ。 マイクが気弱なせいか、なかなか活躍できないかわいそうな機体。
まったくもってデザインが泣くぞって感じの出番だった。
見て判るとおりに武器はショルダーキャノン、あとは腰から飛び出す竜を模したヤリ(?)だった。
鎖分銅はこいつも有りそうだけど不明。
マイクは後半になると姫の従者のシャフに惚れてしまう・・・他には特筆する事なし!w (オイ
ピンチになると(こいつはいつもなってるけどw)飛影と合体して海魔・爆竜となる。
武器は肩のあたりの赤いパーツの部分が開いてミサイルランチャーのようにビームを発射するのと、
ロボ同様のキャノン、あと炎を吐いたり電撃を発したりもした気がする、水を操る事も出来るようだ。
なぜかこいつだけ話すことが少ないなぁ(ーー;)、ちなみに一番合体回数が少ない、でもOPではかっこいいぞw
って訳で早速おもちゃの話に入ろうw。 うーん(ーー;)、なんか何かが間違ってるって感じでこいつだけイマイチなスタイルだ。
頭が特になんか変だな、各部の軟質樹脂のパーツがオレンジなのも違和感ありまくり、本物はグレーのパーツなんだよね。
ちなみにスタイルは元のバンダイ版とほぼ同じなので元を作ったバンダイの設計が変だって事です。
手に持ってるのは付属の剣だけど、上で書いたけど実際にはこんな武器は使ってません、ヤリです。
海魔にすると幾分マシな感じかな、竜の頭がちょっとでかいけどロボ型のときに合わせてあるので仕方ないだろう。
ワシの奴はキャノンがグラグラするので撮影時には紙を詰めてキツくしてあります。
飛影を説明書と少し違う変形をさせたら頭が結構きれいに収まりました(^^)
上では書かなかったが、本物には飛影が付属しないので単体では変形させるとチトさびしい事に・・・、
黒獅子と鳳雷鷹は物足りないってだけだが、こいつの場合は飛影がないと竜の首の固定が出来ないので、
こいつにだけはダミーの合体形態固定の飛影が付属していた。
3体並び、付属の武器
1枚目の単3電池との比較で大きさが判るでしょう、一番背が低い黒獅子で30センチあります。
空魔・鳳雷鷹は翼の両端で60センチも有りますw ワシの手持ちで最大級の大きさのシリーズです。
付属の武器は真中が黒獅子、下が鳳雷鷹、上が爆竜です、すべて本来は全然関係無い武器ですw
ところで・・・黒獅子のやつ・・・この形ってどうみてもマシンロボの剣狼だよね?(^^;
分身!(^^;
本物と違って3体のロボそれぞれに付属だから出来る芸当w。