ガン用語辞典もどき
辞典と言ってもワシ自身が特に詳しいと言うわけでもないし、独自説も混じった内容ですがいくらか参考になってくれればと・・・
エアコキ・・・「エアーコッキング」の略で、人力によってコッキングを行う銃のことを指す。
規制値・・・2006年から施行された銃刀法の改定によるエアガンに課せられた威力の制限のこと。
数値はたしか人体に危害を及ぼさない(皮膚を突き抜けない)レベルを基準としていて、
具体的には一般的な6mmBB弾では0.989J(ジュール)以下でなければ違法となる。
一般的な3種の重さのBB弾だと、0.12g弾で128.387m、0.2g弾で99.448m、0.25g弾で88.949m、
この場合が0.989Jである(単位は秒速)、イメージしやすく時速にすると0.2g弾で約360キロとスーパーカーなみの速さである。
10〜17歳は別の規制値が定められていて地域によって若干違うらしいが、おおむね0.135J未満でなければならない。
まったくの余談だが例えに車を出したが、日常的に速度オーバーされる事がほとんどの車と違って、
販売者や使用者達が自主的に規制を守っていることがほとんどである。
施行から10年近く経つがまだまだ規制強化の可能性のある過渡期の制度ともいえるかもしれない。
コッキング・・・ザックリ言うと発射準備の手順のこと
サバゲー・・・「サバイバルゲーム」の略、サバイバルと言うが野生動物を狩って食べたり木をこすって火を起こしたりはしません。
林等の自然を利用したところや、壁や小屋などの人口物を配した特定の範囲内で、
エアガンにより撃ち合いを行うゲーム、・・・判りやすく言うならいわゆる戦争ごっこである。
戦争ごっこではあるがあくまで攻撃手段は銃であり、打撃等による近接格闘は無しなのが一般的です。
色々なルールによりいくつかの形態のゲーム内容があります。
ストライカー・・・空気の力によって弾を飛ばすのでなく、弾を直接叩いて打ち出す方式のこと、
例えるならエアガンは吹き矢の仕組みで、ストライカーはビリヤードだとイメージしてもらって差し支えない。
子供のおもちゃの銀玉鉄砲なんかはこれにあたる。
弾速・・・弾の飛ぶ早さの事で、規制では威力が定められているが、それを測る基準のひとつ。
標準的には0.2g弾による計測が一般的で、サバゲーフィールドなどの測定時もコレで行われる事が多い。
当サイトでも特に記載が無い場合は0.2g弾による数値を使用してます。
中華ガン・・・中国製のエアガンのことをまとめてそう呼ぶ、劣化コピー品など粗悪品が多い事から蔑称的に言われ始めた様だ。
レビューなどでは出来が良くないと「中華なりの仕上がり」などと言われたり、出来が良くても「中華ガンのくせに良く出来てる」
などと言われたり散々な扱いであるが、メンテで性能が大化けする物があったりするので、
基本的には安価であるのでいじれる人間には重宝される。
また日本製では製品化されていないモデルがあったりしてそういう点でも重宝されたりする。
台湾や韓国の物とまとめて「大陸製」ということもある。
ちなみに新聞広告などで害獣撃退用として売られている物や、アマゾンや楽天などでメーカー記載が無く
「ハイパワー」だの「高性能」だのとうたわれて売られているエアガンのほとんどは中華ガンであるようだ。
長物・・・ライフル、マシンガンなどの基本的に両手で持つ銃のこと、長さがあるのでこの様に呼ばれるが、
サブマシンガンなどの特別長いわけでない物も大別する際にはこれに含まれる。
バレル・・・銃身のこと、弾が発射されてくる筒の部分です。
ハンドガン・・・いわゆる拳銃のこと、片手で持てるような小さな銃を指す。
フィールド・・・サバゲーを行う場所のことで、屋外が一般的だが、少数だが屋内フィールドもある。
一般的に屋内の方が銃の規制が厳しくてフィールド利用料も高価である。
屋外フィールドは銃の調整や練習用の30〜50mの距離のシューティングレンジを設けているところが多く、
場所によってはシューティングレンジのみを安価で利用できる所もある。
マルコキ・・・東京マルイ製のエアコキの事を特定してこう呼ぶ、マルイ製品は安定してまぁまぁのレベルの良品であることから、
商品レベルをはかる指標的に使われる様になったと思われる用語。
また通称1900円シリーズと呼ばれた安価なハンドガンシリーズがある為に特定呼称が付けられた線も濃厚だが、
現状ではライフル等の長物もまとめてマルコキと呼ばれる。
コストパフォーマンスがとても良い商品なのだがもう長いこと新製品が出ていないらしい。(2015年夏時点)
リボルバー・・・西部劇に出てくるような回転する部分に弾を入れる拳銃のこと。、
例としては日本の警察官、ルパンの次元、シティハンターの冴場が使っているようなタイプの銃のこと。
レール・・・スコープなどの照準器やライト等のオプションを取り付ける部分のこと。
銃の上部に付いていてスコープ等を載せる為の物が基本的な物で、
横や下に付いていてライトや補助グリップを付けられる様になっている物もある。
現在は一部を除き20mm幅の物で規格が統一されているので各社製品で互換性がある。
ローダー・・・BB弾をマガジンに入れやすくするための道具、あるととても便利である。
筒と棒でところてん式に入れる単純な構造の物や、マルイ製のマガジン型でスピーディーに行える物などがある、
一般的にはただローダーといえばマルイタイプの事を指すほど優秀な商品なので、
銃に丸パクリのパチもんローダーが付属することも多々ある、銃本体と違って大陸安物品であっても十分使える。